数々のヒット作を⽣み出しているベストセラー作家・浅⽥次郎のノンストップ時代⼩説「⼤名倒産」(⽂春⽂庫刊)が、ついに実写映画化!6月23日(金)の全国公開を前に、神木隆之介、松山ケンイチ、桜田通が登壇し、公開直前イベントを丸の内ピカデリー2にて実施!

まずはじめに、キャスト陣が一言ずつ挨拶。



個性豊かなキャラクターが集った三兄弟役としての共演について「ご飯のシーンが印象的。一緒に食事をする描写が兄弟間の温かさを感じた」と振り返る神木。松山も「(同じく食事のシーンで)他キャストのアップを撮っている時、裏側でわちゃわちゃしているシーンはみんな自由にアドリブしていた」と撮影時のエピソードを披露。続けて桜田は「その時撮影で食べたおにぎりが美味しくて!」と食事シーンについてそれぞれの思い思いの印象的な点を述べた。
続いてMCから実年齢でも年上の松山、桜田について”兄っぽい”ところを聞かれた神木は、過去に共演歴もある松山について「決断力がある。頼り甲斐があるお兄ちゃんとして接していた」と述べ、一方でプライベートでも長年親交のある桜田については「心やさしく、人の繊細な気持ちの動きに敏感な人」とコメント。「2人を信頼しているからこその“兄弟のような雰囲気”は出ていたんじゃないかと思います」と共演を振り返った。
本作が上海国際映画祭の公式部門「日本映画週間」で上映が決定し、 明日6月12日(月)にワールドプレミアとして上映されることを受けて神木は、「日本の映画ってナイフ舐めるんだ!って思われたりしないですかね(笑)」と会場の笑いを誘い、松山も「”マジで?!“という今どきな言葉のセリフをどうやって訳すのか気になる」とコメント。さらに神木は「(海外の方からの)反応は見たいですね!新しい時代劇として捉えていただけるのか興味があります」と海外ファンの反応に興味津々な様子を見せた。
続いて本日6月11日は、日本初の銀行が設立した日ということにちなんで、節約のためにに工夫していることを問われると、神木は「同じようなものはなるべく買わない」という答えに、すかさず「同じようなものは買っているイメージあるよ」と桜田がツッコミを入れた。それに対し神木は「オタク気質があるからね!欲しいものはできれば手に入れたいですね。でもその分バランスを取っていて、食事にはあまりお金をかけないです」とお財布事情を明かした。続く松山・桜田は、「できるだけ“長く“使うことを意識しています」(松山)、「ばんばん使って経験に変えていきたいタイプなので、あまり節約気質ではない」(桜田)と各々の節約に対する価値観を述べた。
そこからは本作のテーマ“節約”にちなみ、“節約川柳大会”を実施。映画の公開を楽しみに待つ一般の方から事前に募集した日本全国合計3,484件もの節約川柳の中からキャスト陣が入選、さらに大賞の4作品を選び、それぞれ選出理由を発表した。

「お下がりが 三男坊に 降りかかる(小四郎の側近)」
喜三郎に負けない“クセ強“なトーンで川柳を読み上げた神木は、「家族の愛情や時間の進み方の温かさが伝わって来るなと思った」とコメント。
<新次郎賞>
「捨てたはず 弟の服 母着てる(ねねたろう)」
神木に続き、さらにパワーアップした“クセ強”トーンで読み上げた松山は、「同じく家族の愛情を感じた。(先ほど自分の節約術としてあげたように)長く使うことが大事だと思うので、その点に共感した」とコメント。
<喜三郎賞>
「節約し 親に感謝の プレゼント(みー)」
二人のトーンに圧倒されながらも、渾身の“クセ強”トーンで発表した桜田は「節約することもプレゼントも贈ることも二重で素晴らしいなと思った」とコメント。
<大賞>
「節約は 心を映す 鏡かな(ぱる)」
神木のリクエストにより、劇中でも和歌を詠むキャラクターの桜田は再び渾身の“クセ強”トーンで代読。この選出理由について神木は、「実際の節約に関して、受賞者の方の価値観を聞きたかったので」とコメント。続けて松山は「綺麗な川柳」と評価しつつ、桜田渾身の詠みも大絶賛。

そして最後に代表して神木が挨拶。「川柳受賞者の皆様、おめでとうございます。さらに応募してくださった皆様もありがとうございます。時代劇ではありますが、現代にも共通するようなキャラクターがいっぱいいるので、自分に似たキャラクターに感情移入できると思います。この映画でちょっと元気が出たり、明日から頑張ってみようかなと思っていただける作品であれば嬉しいです。主題歌GReeeeNの『WONDERFUL』も本当に素敵な曲なので、その曲聴いて相乗効果で楽しい世の中にできたらいいなと思っております」と観客に向けコメント。盛大な拍手に包まれる中、イベントは幕を閉じた。
2023年6月23日(金) Let’s 返済!?